「神様みたいないい子でした。」

moons11dec2007-02-01


洗濯と書類の整理を済ませ、荻窪ゆ〜とぴあ「なごみの湯」へ。予約していた、岩盤浴部屋でのホットヨガに初挑戦。自分のからだと初めてゆっくり語り合ったやうな気がす。前屈系の柔軟が苦手なので、就寝前の日課に加えることを思い立つ。30分で現在は1500円。汗だく。充足。


実は3日ぶりの風呂。頭は昨日洗ってもらったが。露天にサウナにさまざまな浴槽に自己流リンパマッサージ。上がって雑炊と湯豆腐をつまみがてら読書。3時間強のリセット、会員になり、来週のホットヨガの予約も済ませた。ご興味ある方、参加してみません?あたしは今月いっぱいここでやったら、きっともっと長時間やりたくなってヨガ専門の店に移りたくなるのかもしれない。


仕事の協力者への支払いをし、TSUTAYAに寄ってタムくんの好きな音源を物色、CDとDVD各2枚レンタル。店員さんがソフトを大量にばら蒔いたりどんがらがっしゃん音をさせていて、互いに「みんな、もっと落ち着いてやろうぜ」とか冗談まじりに言ってた。ブックオフとコンビニに立ち寄って帰宅。


TVに飽きて、遅ればせながら『嫌われ松子の一生』、電気を消して、ひとり上映会。意外に深かった。現在版『人間失格』。もちろん太宰治や「生れて、すみません。」のエピソード、確か『人間失格』に「神様みたいないい子でした。」みたいな台詞もあったように記憶しているのだが、20代前半までの断トツ愛読書であるにもかかわらず、この記憶が定かでない。


下妻物語』も好ましかったが、こちらも映像の魅力が堪能できるエンターテイメントである。また、不条理の存在や、生の不思議も感じさせてくれるんである。最近、ジョージ秋山の聖書の漫画の一冊を読んで彼是考えていたテーマと重ね合わせつつ、引き込まれつづけて一体エンドロールのラストには何のシーンがくるのだろうかと思っていたら、幼少期の松子の笑顔であった。音楽も演技も美術も好ましかった。


再度TVをつけたら芸人の貧乏時代の話。やはり、公園の遊具の中に住んだり、段ボール(や、昔観た番組では壁)を食べはじめると、けっこう究極な感じがする。そのうえをいく状況といえば、『生きてこそ』のごとく人肉を食らうものやもしれぬが、確かカニバリズムをバンド名にしている末おとろてぃい若者が我国にいはしなかったであろうか。。


そして電気とTVを消して、タムくんの愛聴リストにも入っていてTSUTAYAで借りたSUGER BABEを聴いていたら、遠赤外線にあたためられて心地よく、うつらうつら。


明日は、楽器の特訓及び掃除ディ予定。松子を観てもうひとつ考えたのが、「他愛ない楽しみと本能が、人を生きつづけさせる」みたいなこと。みなさんの他愛ない楽しみは、なんですか? はらへった。おやすみなさい。どうか、心中の夢を。