樺美智子さん追悼〜9条改憲を許さない！6.14フェスタ

　本日は前日いくらたっぷり寝たとはいえ2時間睡眠で《　樺美智子さん追悼〜9条改憲を許さない！6.14フェスタ　》に参加。

1960年6月15日、日米安保条約の改定に反対して全学連はじめ労働者・市民が国会に突入しました。その闘争で樺美智子さんが警察に殺されました。改憲の攻撃と日米安保条約に反対し、日比谷公園で9条改憲を許さない！6.14フェスタが行われます。

　スローガンにもおおむね異存なく共感。以前は大げさにいうならば何も信じられなかったけれど、ここ1年、何事かを信じ、何かの役に立つために行動を起こしたいと考えているのです。

　まずは合唱『戦争放棄』6.14フェスタ実行委合唱団（ベートーベン交響曲第9番で9条を合唱）リハーサルより参加。練習初参加のため、足を引っ張らぬよう気合いも入れて臨む。
　その後、12時国会南通用門で、樺美智子さん追悼献花。37〜38名程度参加。名古屋・千葉・九州からお越しの方も。84歳の女性も。あたしは歴史がつながっていることを改めて実感する。
　日比谷公園でおむすびを食べながら初夏を満喫。13時半よりイベント開始。三上寛さん（こうした集会には30年ぶりに呼ばれたとのこと）やPANTAさん（a.k.a.頭脳警察）たちの音楽がかっこよくて胸にしみ、桑江テル子さんの一人芝居に最近得た情報よりもさらに過酷な沖縄の現実を知り、そのほかにもさまざまな音楽やスピーチなどを浴びつづける。
　なかでも、下山保さんの「6.14フェスタの詩」の「2.闘い賛歌」の「仲間たちよ、畑いじりはあんまりやるな、孫との遊びもいいかげんにしろ　夫は妻の面倒みるな、妻は夫の世話するな　時間を余らせ政治運動をやれ　体力に自信あるやつは全国を歩け、自信がなければ国会で座り込め（中略）最後っ屁をぶっ放せ」、「3.連帯賛歌」の「（前略）敵と見えたのは皆味方、違いがあっても気にするな、違いがあるから意味がある（後略）」、「5.遊びと心と9条賛歌」の「残った人生を楽しもう、無駄・むら・遊びに徹しよう　9条運動も楽しみたい、飲んで遊んで勝ちに行く　9条残して世の中変えて、自己満足に浸ろうや」がすばらしい。
　そして白シャツに黄色のバンダナを首に巻き、赤いたすきをかけて合唱。本番参加者は40人くらいにはなっていたか。
　その後、デモ行進へ。

スローガン
■9条改憲を許すな！9条を世界に広めよう！
■自衛隊の派兵恒久法反対！自衛隊はイラク、インド洋から引き上げろ！
■沖縄の基地をなくせ！安保条約を撤廃しよう！
■後期高齢者医療制度を止めろ！年寄りを殺すな！
■非正規雇用をなくせ！若者を生きさせろ！
■命を奪う原発反対！日本の核武装を許すな！
■日の丸、君が代の押し付け反対！思想信条、言論の自由を守れ！

　個人的にさらっとふれるならば、、と思ったがさらっとふれられるテーマではないので、まあとりあえずこのスローガンをシュプレヒコールしたことを明記しておきます。デモ行進は16時半頃から小音楽堂→中幸門→国会通り→外堀通り→東京駅八重洲口→常盤橋公園（解散）。警察の数の多さに圧倒され、野次に感じるところはありつつも、どこかにあったという村のように「全会一致まで話し合う」ということが実現できることは理想である。でもこれは希望のもてるエピソードだ。
　塩見さんや三上治さんにごあいさつできたのはとてもよかった。みなさま本当に熱い。それなのにソフト。乗り越えていまだ進まんとする包容力がすごい。この世代がもっていてあたしたちがもっていないものについて自ずと考えが及んでしまう。でも、サウンドデモだってあるし、自由と生存のメーデーだってある。
　いずれにせよ、もし興味・関心があるなら、どんなタイミングでもいいから誰もが、その対象に参加してみればいいと思う。今回もうたわれているが「大同小異」でかまわない、集まって声をあげることが必要なところまできているのだと実感している。

　上記お2人はもちろん、親切にあたたかく接してくださった方々、初対面や会場で再会した方々、エコロジーTVなども教えてくださった映像担当の方、本当にありがとうございました！　また、社会運動の会場などでお会いしましょう。

　その後、祭りを尻目に、たいめいけんへ、ただしテレビで放映されたそうで長蛇の列。そして10年以上愛するタンポポのオムライスを一気に食す。このとろけるような卵としっくりくるチキンライスが美味。

　明日は決行しますので、13:00高円寺でよろしくです。アニメーションを観、秋葉原事件についても考える、というテーマです。