きゅんとした話

moons11dec2007-01-08

やうやう仕事が片づきはじめ、Macや書類、ポータブルオーディオを鞄いっぱいに詰めこんで故郷へと向かう電車に揺られておる月子です。


先ほど新宿より山手に乗り換えると、隣におっちゃんとおばちゃんが座り、あたしの荷物が多かったせいもあり、狭くなったと感じた。


「気をつけてな」。おっちゃんの突然の声。「ありがとうね」おばちゃんが慌ててつけ加える「今日は本当にありがとう」。「気をつけて」だけへのお礼じゃないんだよ、という気持ち。そしておばちゃんは、池袋駅で下車。おっちゃんが何やら大きく手を動かしてる。顔を上げてみると、大きなマスクをしたおばちゃんが、にこにこさせた目でおっちゃんを見てた。発車まで、ずっと。おっちゃんが、もういいから行けとみぶりで示しつづけるも、おばちゃんは去ることはない。おっちゃんはあたしから離れて脚を組み、ゆったりと席にかけた。

そしてドアは閉まり、二人は手をふりあった。長い停車時間だった。シンデレラエクスプレス山手だった。15:00に別れる男と女のストーリーをみた。


あたしは成田山限定キューピーを探し、友人のご家族がやっている鰻店を目指し、京成線の特急電車に揺られている。明日はばあさんに会い、明後日にはなくなった友人の旦那で今はあたしの友人の農家で、苺狩りをする計画だ。春遠からじ。


業務連絡
バンド練習は20日に変更になりました。すみません。13日に新感線の芝居に誘われたため。。お詫びに、うちの近所の鯛だしのラーメン、世界第ニ位くらいに旨いので、今度おつれします。荻窪駅前に、よきインドカレー店も開拓しました。
つづく