極楽町一丁目と捨てがたき人々とブリキの太鼓

不思議な色の花を、寄りで。

 洗濯してCD15枚もってBOOK-OFFへ。2,000円にもならんかった「横浜メリー」も入ってたのに(もう売るんかい?!)。割引チケット350円を1冊分に使って計2冊

極楽町一丁目 (嫁姑地獄篇)

極楽町一丁目 (嫁姑地獄篇)

『極楽町一丁目 (嫁姑地獄篇)』二階堂正宏は別のバージョンももってるけど、これのほうが話がいぱい入ってた。
ムーさん

ムーさん

『ムーさん』ももってます。極楽町一丁目は介護疲れの嫁が姑をぶっ殺そうとしまくる倫理糞喰らえモノですが、嫁の殺意がむしろばあさんを長生きさせてることは間違いなし。このバリエーションがすごくって、いくつか珠玉の名品も。ムーさんはエロづくし。芸風としては共通。
もう1冊買ったのが
捨てがたき人々 (1) オンデマンド版 [コミック]

捨てがたき人々 (1) オンデマンド版 [コミック]

『捨てがたき人々 (1) 』オンデマンド版 [コミック]ジョージ秋山
こんな2冊を買ってりゃ、男ならまだしも女として絶対にモテないコト間違いナシ! 最悪です。このマンガは、あたしの好きなマンガ第3位やもしれませぬ(1位は岡崎京子リバーズ・エッジ』、2位は楳図かずお漂流教室』)。いや、以前にも途中までしか読んでないから、宗教がどう展開するかも含め、なんともいえんのだが。ただし、もうどうしようもなく主人公に同族嫌悪を抱いたりして。。
 あたしがこの言葉だけは使わないようにしよう、この表現を用いたら、ほかになんもゆうことがなくなるから、と思ってる、それは「退屈」。でも、無論俺様も、「生きてることに飽き」ちゃったり、「タナトス」が根底にあったりすることは否めない。あるだろそりゃ? それ以上に「生」を生きようってわけだけどさ。
 オンデマンドとかいわれ出してからまだ10年も経ってないけど、こうゆう小さな希望に小さく応える工夫には大賛成!


 で、地下鉄で銀座へ。BOW 30映画祭、先日失敗したからチケットを早めに入手しようと改札を出ると、そうだ、ぴあ。3回券なら1回1,000円だといわれ、購入。しかし実際には、レディースディで1,000円だったから再び買い直してしまった。今後観たい方は、あたしと席は離れるやもですが(全席指定なので)このチケで1,000円で観られるのでおっしゃってください。しかも今、銀座・シネマ・ポイントカードでここらで年内に6回観たら次の1回分が無料に! なので。
 時間があったので日比谷シャンテのAsian Mart Dining Papaya Leaf(パパイヤ・リーフ)に入ると水曜のみレディースセット(だっけ?)が200円引きに! てなわけで、揚げ&生春巻きと(トム・ヤム・クンの)フォーとチャーハンとデザートとドリンク(アイスジャスミンティー)。トム・ヤムのスープがうまい!
 観たのはもちろん
http://www.bowjapan.com/bow30/film_directors/die_blechtrommel.php
ブリキの太鼓@シャンテ シネ
DIE BLECHTROMMEL

上映日 7/26(水) 10:00〜/1:00〜/4:00〜/7:00〜

監督・脚本:フォルカー・シュレンドルフ
製作:アナトール・ドーマン
音楽:モーリス・ジャール
出演:ダーヴィッド・ベネント/マリオ・アドルフ/アンゲラ・ヴィンクラー
1979年・西ドイツ映画・142分(BOW公開1981年)

★1979年カンヌ映画祭グランプリ
★1980年アカデミー賞外国語映画賞
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太鼓を叩いて奇声を発するとガラスが壊れるという超能力を持ち、3歳で自らの成長を止めた少年オスカル。歴史が翻弄するダンチッヒ(現在のグダニスク)を舞台にナチスの勃興から第二次世界大戦への激動の時代を描いたギュンター・グラスの小説を原作に超大作として映画化。ニュー・ジャーマン・シネマの最高傑作が出現した。
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 大学時代たぶん一番仲の良かったあやかちゃんが、確か好きな映画といってた。あたしも好きな映画ベスト4とかに食い込むかとも思ったが、ラストはそんなに好みではなかった。
 でも、あたしが好む映画、それは、「時代・社会背景に左右されないような、登場人物の魅力」「感傷的でなく、乾いた叙情や湿った煩悩」「テーマがディープであろうともユーモア」を感じるもの。冒頭から、これを感じてしまったんだなぁ。なんちゅうか、豊かな感性とかゆうと陳腐だが、特に初恋の相手マリアは魅力的。もちろん女も男もいいとこばかりぢゃないけどさ。オスカルにイライラさせられるシーンもあるんだけどねいろんな人を死に追いやるから。戦争ものエッセイで昨年読んだ「芸は身を助く」的なアレを思い出した。そして、みんなもっと好き勝手にのびのび生きられるとしたら、そうしても大丈夫なセンスを誰もが身につけられたらとかなんとか考えつつ。ナチス笑える。もしくは笑えない。親子三代ものとしては、先日の「ジャスミンの〜」ともつながっているともいえ。。ないか。戦争のリアルな面もかいま見ることができる。日常に食い込んでくる感じ。あたしもモッティとかが3歳になったら、ブリキの太鼓を。。プレゼントしてよいものか、どうか。


 おっちゃん2人でやってる地味な喫茶店で仕事して、1駅半歌を歌いながら歩いて帰宅。
 ちなみに、電気がブーンて昭和みたいにゆうのは、何が原因でせうか?

 ところで、DJ OZMAがしゃべってる映像をテレビで偶然チラ見したが、どう見てもありゃ氣志團綾小路翔ですね。(前歯の歯並びの悪さとか。どうやら「彼の恋の相談相手」とかいってるぽいが。)これは周知の事実?それともそんな興醒めあえて口にしない? 個人的には元ファンとして氣志團ライヴよりも前に綾小路翔DJを目撃しているので、「絶妙に微妙な匙加減」に期待大、ですが。