2006-07-19-wedげんこつらーめんと「鏡の中の野心」@ラピュタ阿佐ヶ谷

 仕事してファックス送って新聞を片づけ、出ようと思ったら竹野内豊広末涼子のドラマ『できちゃった結婚(だっけ?)』最終回だかなんだかで思わず観てしまう。う〜む。。で、銀行と郵便局に立ち寄り、千倉屋の大学イモ(小)250円を店の裏で一気食い! その後さらに、げんこつらーめんの香油らーめんで満腹。錦糸町トリフォニーホールのクラシックただみに誘われるも、結局、ルノアールでお仕事2時間半。低いソファ、居心地がいい。
 ラピュタ阿佐ヶ谷へ向かう。ICHIRO ARAKI after dark 役者 荒木一郎の魅力「鏡の中の野心」
1972年/東活プロダクション/カラー/96分

■監督:小林悟/脚本:松浦健郎/原作:戸川昌子/撮影:門口友也
■出演:ひし美ゆり子、白石奈緒美、葵三津子、野村明治、今泉洋内田良平

美容界の利権をめぐって、自称天才詐欺師とパリ帰りのヘアスタイリストが仕掛けた愛と欲望のゲームの顛末とは?荒木は並み居る女優陣を相手に大胆なベッドシーンを披露し、特に海辺を一緒に走るオールヌードのひし美ゆり子にはファンも悶絶必至!
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 自意識過剰で賢い詐欺師だが、人として「愛すべきダメ」な感じがたまんない荒木一郎。1週間ですっかり大人に!と思ったら、先週の「今夜は踊ろう」から5年。題字が出る瞬間の鳥肌は、この時代の映画を好む方なら共感してくださるはず。冒頭からおっぱい丸出し女が並ぶ入浴シーン、その後も濡れ場がつづくも、たぶん家でDVDとかで観てたら大笑いのシーンも多々あり。結局ひし美ゆり子に負け、女を狂わせ、ラストシーン、ブランコに乗ってた後が思い出せない。「俺が大金など手に入れたら、生きているのがつまらなくなる。」詐欺の手を考えているときがいちばんおもしろいとかなんとかそんなニュアンスの台詞。途中、戸川昌子がパーマモデル役で登場も! あと、音楽が全体的にとても好み。ひとつでも曲名等ご存じの方は、ご教示ください(はじまる前にかかってたのは「今夜は踊ろう」でも使われていた荒木の唄ですね)。


気になるのは
「BOW30映画祭」
「中央線の詩写真展」
ご興味ある方がいらっしゃれば、ぜひご一緒に。もちろん荒木一郎もね♪