2006-06-30鬼六のサイン♪

 ポッドキャスト制作後に仕事の打ち合わせに外出。ベテランの手練手管?を学ぶ。新宿までフリーライターになったばかりのかわいい彼女とおしゃべりしながら移動。伊勢丹裏手前(駅からみて)珈琲舎バンにて、メキシカンドッグとコーヒーセーキにて腹ごしらえ。映画『ヨコハマメリー』。上映前に、中村高寛監督と団鬼六さま、SEXカウンセラー(テレフォンSEX発明の女王)清水節子さんのトークつきのテアトル新宿上映最終日です。鬼六さまはメリーさんに気に入られて何度も後をつけられ、「こわかった」「お化け」「妖怪」と繰り返していました。
 まだ観ようというそこのあなたのためにネタバレは避けますが、とりあえず2列目中央付近に陣取ったあたしは鬼六夫妻、否、団夫妻と監督の写真を携帯にて撮影。同列に夫妻が座っての鑑賞。映画は、メリーさんを取り巻く人々へのインタビューによるドキュメンタリーで、永登元次郎さんをはじめ、みんな大好き! ラストシーンでぐっときてほろりとし、あたしも「情深く」「業深く」生きて行こうと思いました。パンフレットの森山大道さんのコメントがすばらしいので引用(700円のCDも買ってしまった×)。
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ぼくは最初、この映画を「失われた時を求めて
についてのドラマだろうと思いながら見はじめた。
しかし違った。映画「ヨコハマメリー」は、
あの不条理ノベル「アヒムについての第三の書」
の映像版であった。
ラストの、迷宮の果てに辿りついた“実体”
のシークエンスは、ほとんど衝撃的である。