本日は昼夜ともに

Dreams

ガッツリ定食。昼はさくら水産こちらも店舗は違えど微妙な思い出のある店である。夜もなにゆえに定食だったかと問われれば。。


昼間は五反田で仕事をしていて、ダッシュで本日も溜池山王へ。
http://www.jpf.go.jp/j/culture_j/topics/movie/arab2006.html
『夢』 Dreams 日本初上映 ★★

2005年/108分/カラー/イラク=英=蘭
監督:ムハンマド・アル=ダラージ
「アラブ映画祭2005」で上映した『露出不足』に続く、イラク戦争後に製作された2本目のイラク映画。爆撃された病院と、生き残った人々のその後を描く。
音楽を、2004年に国際交流基金(ジャパンファウンデーション)の招へいで来日公演も行なった巨匠ナスィール・シャンマが担当し、話題となっている。


戦争です。そしていわゆるところの精神病院です。にもかかわらず、前半寝ました。眠かったからです。そしてあたしは、戦争物が苦手です。基本的に、こうしたシチュエーションとゆうか、こういった作品は、ドキュメンタリー、現実を超えられない気がします。個人の魅力を描けば別です。だから、先日人から借りた戦争なんだけど「芸は身を助く」がテーマかと思われるような私小説的エッセイは大変興味深かったのですが。


でも、後半は目が覚めました。自分の中の理由なんていらない「嫌悪感」をビリビリとかき撫でられ(かきむしられ+逆撫で÷2の造語)、武者震いみたいなんがしたぞ! 一方的な権力を憎む。人を人とも思わない態度を憎む。だから満員電車ラッシュも嫌悪する。人の塊を押しているつもりの人が目の前で押しているのは一個人ではないか。そして、暴力を憎む。アリやアリに上着をくれた人、医師になった人、を愛する。だけど、類型的な描き方ではあるかもしれない。テーマがテーマだけに仕方がない。安いドラマのような面も多々あるにはある。女性はやはりこういった目に遭う。嫌悪嫌悪嫌悪。。


戦争と平和について、カンタンに口にしたくない。から、あんまり個人的な思い入れや感覚、考えについてはここに書きたくない。


そしてその後、ダッシュで銀行へ、再引き落としのためにお金を預け(昼に誤って振り込むはずが、引き出してしまったため)、キャッシュコーナーを出てバッグを覗くと、携帯がないっ! あっ!!と思って振り返ればキャッシュコーナーに置いてあった!だからすぐに入ろうとしたら、閉店間際の時間帯であったため、入って出たはいいが、再び入ることができない!!そして目の前で、キャッシュコーナーにシャッターが下りていくのであった。。焦ったあたしはビルの受付の防犯センターに内線。すると、管轄外であるという。そこで、ビルの警備さんに聞いても同じことをおっしゃるが、「閉店前に来るっていってたよなぁ」という言葉にすべてをたくして待つ。駄菓子とお菓子でだがしかし。待てど暮らせど現れない。あたしはこうした性格である自分と30年以上もつきあっているので、ある意味慣れっこだ。そして、あきらめが悪く、ありとあらゆる手だてを即うつ主義つかそうしてしまうんである。それで、チケット完売のライヴに裏の入口から格安で入れてもらったりしたこともあるのだから、得しているともいえるのかもしれない。反対方向へ進み、財布をなくしたことも一度や二度でないが、(いずれもある意味)戻ってこなかったことはない。


そこで、銀行に電話した。事情あって2千円しかないのだが、テレカを買って、これでダメならいっそカードで近所(溜池山王)のホテルに泊まってやる!とかやけくそになっていた。電話をしたら、「今、僕ひとりしかいないのですが、30分後には警備を寄越しますので、入口にきてください」といってくださった!この瞬間、永遠のメインバンクはMTISMTM銀行に決めた。で、ビル内の定食&居酒屋にて唐揚げ定食を喰らい、念願の一服×3本、手洗いも済ませて行くと、いたいた♪ 感謝と詫びとを幾度も繰り返し、「またなんか忘れてたりして」みたいな茶目っ気たっぷりの(?!)台詞を残し、颯爽と自分のおかしさに笑いつつ帰路へ。


てなわけで、明日は表参道ランチに4本目のアラブ映画に地元の中華な夕餉のコースで。確定申告、みなさま終わりましたでしょうか?


あと、母親から、父方のばあちゃんの遺産が50万入ったぞといわれた。あたしはずっといらないといってたし、いらん、いらねぇを繰り返した。弟が10万母に渡したそうで、お前もそうすればといわれたが、なんかいるといったとたんに何かが変わってしまいそうなんである。男らしさはやせ我慢、男に男らしさはあんま求めないかもしれないが、オレの美学、オレのダンディズム、オレのやせ我慢なんである。Macもほしい、人に仕事のまとまった支払いもしたい、引越も考えたい、旅にも出たいんだけどね。温泉につれてってやるとか? もともと、死んだおとんの母ちゃんだから再婚した風な(どゆ関係になってるかあたしも20年近くたったのによくわからん)母には1円も入らず、つかおばちゃんがあたしを気に入って猫っかわいがりでいまだに幼稚園児とでも思ってて、それはまあ別に好いしありがたい面もあるんだけど、遺産相続問題を聞かされたりしたし、やっぱり母ちゃんがいなかったらあたしにこの金が渡ったはずもないつかあたしもいないわけで、カンタンには受け取れんだろやっぱり。しかも或る意味たったの50万(大金だけど)。たぶん1,000万とか2,000万とかくらいの遺産だったのだろう。ただの農家で、ばあちゃんがお金をつかわんかっただけだし。母ちゃんは積み立てしたらとか「じゃあ、(ひとまず=今は)預かります」などと殊勝なことをゆうのだが。お金がほしいから見舞いに行ったわけじゃあむろんないわけであるし。