2005-07-26 ネムレナイ 実家。眠れずに、薄井ゆうじの『満月物語』を読み終えた。あたしは、花火の夜に一家で銀河鉄道に乗ってしまった幼い日と、過ぎたたくさんの夏の夜と、別れたたくさんの人と、月が怖いからあなたのことも恐れるのだといわれた日のことなどを思い出していた。