12/19sunはしごライヴ - Le fruit du lotus

　東中野の駅に早めに着いたので、最前の柵のところから、電車が行き交うのを眺めてた。ちょうどカーブがあるから、電車は突然現れ、突然消える。それをずっと見てた。あとは、本を読んでいた（以前書いた春のなんたらで、冒頭はよかたんだけどだんだん読んで不安で鬱になってたんだけど、昨夜電車で爆睡して降りるときに落としてきたらしい。図書館で借りようかとも思うが、読むんなら、あの意図の不明な赤鉛筆チェックがないとな。小説の内容以上に、価値アリ。例えば、時間的な転換や、社会的な登場書籍のタイトルにラインが引かれてたり、数えとの年齢換算のメモとか書かれてた。ないと物足りないから、もう借りないかも。地下鉄で聞いてみるけど）。キョン鯖登場、手を取って乗車。渋谷で1人くらいは腹ごしらえをしておかなければと立ち食い喰ってるkbのおこぼれに預かろうと思っていたら、新聞片手に現れた。そこからみなとみらいの馬車道へ。ここも今年は何度も来たような気がする。馬車道で横浜関連曲のリクエストを受け、笛を吹く。ここも天井が高いのである。そしてまたカレー。昨夜たまたま日記を読み返してたんだけど、ほんとあたしはカレーばっか食べてる！！　あとたまにラーメン食べるくらい。ちなみに本日はおぢさんとやってる（誰も仲間に加わりたがらないので）らーめん愛好会本年の〆。ラーメン忘年会。ところでこのしとにはほかの人には言わないほうがいい（あまりに貧乏くさいので）と言われた話だが、あたしにとっての「最後の晩餐」ならぬ「最後のブランチ？」と思ってる、生まれてこの方食べた中で最高の食事について語らせてください。何度かやったんだけどね。えと、ジャーの底に残ったごはんに水を注ぎ、梅干しを千切って入れ、手ですくって食べるのです。夏の風物詩です。台所の流しで、おかんが手ですくってなぜか食べさせてくれて、「これは2人だけの秘密だからね」と言うのです。残りごはんのハズが、なんだかわりと多いのです。たぶん、母はコレがスキで、わざと多めに余らせて、残りごはんを口実に、この儀式は執り行われるのです。みなさんは「最後のブランチ」に何をご所望です？　嗚呼、また大幅に話が脱線してきました。で、納豆とオクラの今はやりだそうであるスープカレーを食し、意外と自然な味はよかったのですが、恒例の写真を撮影しようとして初めて注意される。あたしが悪いんだけど、昨日の昼に入った店も客がほかに誰もいないけど禁煙で、頭では理解してもあたしのなかに住む自由を追い求めてやまない人とニコ中の人が理解してくれない。それで、昨日は味もまずく、基本的に自分のノルマは果たす主義だが半分以上残したちらし寿司。ネタもまずかった。また脱線した。そしてひとけのない近所をうろうろと散歩しながら建物の時代色（正しい使用法？）を観察、エアジンへ。ここは夏頃に南＆菊地DUOを観に来て以来。Phonolite TRIOです。中牟礼貞則さんのG、あの左右でそれぞれの音を奏でる奏法は、なんと呼ぶんでしたっけ？　ふわんふわんうっとり。水谷浩章さんのB、それと似た奏法で、右で弓を奏でながら、左で弦を弾く、ところが個人的ピーク。今日もグルーヴしてます。外山明さんのDsは、つんのめり系ですが、この日も破天荒という言葉が似つかわしい。静かでやさしく脳内エンドルフィンだっけ？の分泌を促して夢の世界へとあたしをいざなうG&Bには、この外っちのDsによる崩しが必要。そして、いつも南さんのMCとかへの突っ込み役程度であった水谷さんのしゃべりがいっぱい聴けるのも、とても興味深かった。中牟礼さんの出してくる曲へのリアクションもすばらしい。これもいい曲ですよねなんてお題大会。そして渋谷へ向かう。マキさんに会うために。