最近、多少余裕ができて以来、DVDを借りたりしている。先ほども寝る前にと、「愛のむきだし」の園子温の「自転車吐息」をみた。
なんとゆうか、わたしがもっとも愛する人のひとつに、この感性をもつ人、というのがあるように思う。これがなければ、ほかにどのようなものをもっていてもダメだ。自転車〜がすばらしい作品だったとかそういったことでなく、どこまでも突っ走りたい、なにもかもをぶちこわしたい、すべてのルールを無視したい、みたいな、生きるってことを取り戻す感性。
青くさくて、生活の役に立たない、まさにむきだしの生(せい)。これさえあれば、あとはなんにもいらない。あとはすべて、余計なだけだ。