人間

 先日、「ウィンター・ソルジャー(冬の兵士)」の試写会場で500円で購入した『-アメリカからトヨタを見た!- あなたの知らないトヨタ -自動車産業の底辺の競争-』という冊子をようやく読了。今ではだいぶ知られるようになったトヨタの労働現場等をレポートしたもので、今年6月にニューヨークで発売されたものの日本語訳である。実はアメリカの自動車メーカーの手によるものではないかとも考えながら読み進めていたのだが、フォード・GMクライスラーにも触れた個所があったし、発行者がフィリピントヨタ労組を支援する会・ATU(全トヨタ労働組合、略称:全ト・ユニオン)をサポートする市民の会・日本語版刊行委員会となっていたので、安心・納得(流行のフレーズ)。最近、疑心暗鬼気味に。。


 ところで今日はずっと人間について考えていて、最近では特にAさん、Sさん、Mさんのことなどを考えている。
 わたしにとって特にMさんが謎に満ちていて、みんなにどんな人であるか聞き回っているのだが、それぞれ言うことが異なるのだ。それで、友人と会話していて、Mさんという実態はなくて、実は鏡なのではないかという話になり、そう言われてみればMさんを「天然」と言う人は天然ぽい人が多いし、「緻密な計算」であると答える人は「計算の人」でありそうな気がしてきた。わたしはMさんがどちらであるかわからないと思っているから、わたし自身はどちらであるかわからないような人、ということなんだろうか? 今後もさまざまな方に、Mさんはどんな人であるかをたずねてみようと思う。
 で、Aさんは思想的に謎なので、このあたりを勉強すればヒントが見つかりそうなので、今はあきらめる。
 そしてSさんは、とにかく「生きる力」に満ちていて、でたらめなところもあるけれど、とても魅力的にわたしの目にはうつる。彼に対する批判も多いが、ルサンチマンをも蹴散らすようなイノセンスと、そのいっぽうで抱きしめるような懐の深さとがある。ようにわたしには思える。わたしは喜ぶべきか悲しむべきか、Sさんと似た素質があると何人かに言われており、特にプラスでない面について他人ではないと思うことがある。プラスの面については、学びたいと思っている。


 で、結局は何を言いたいのかというと、何を考えていても結局は哲学であったり、人であったりのことを考えることになっていくということなんである。


 あと、まったく関係ないかもしれないけれど、社会運動などしていて脳内麻薬についてわたしが考えたことがあって、これはぜひ誰かに実験していただきたいのだけれど。どなたか専門の方はいらっしゃいませんか? 茂木さん?
1. 社会運動をしているときには、恋愛をしているときと同じ脳内麻薬が出る(熱狂してくると、なんかもうこのためなら死んでもかまわない!みたいな)。チョコレートを食べるときも恋愛と同じ脳内麻薬が出る、という説もあったような。。まあ、だから、あんなに恋愛体質だったわたくしめが恋愛してる暇などねぇ!と思うにいたっておるとゆう。
2. 人は20歳前後の頃に熱中して脳内麻薬を出していたことを、一生捨て去ることができない(わたしは実はそれは音楽とかかもしれない)。


と思ってネットでちょっと調べたら、1はエンドルフィンで、どうやらやはり同じのような。。2はドーパミンとエンドルフィンなのかな? だいたいがあのみなさんのしゃべり出すととまらない感じは、絶対にエンドルフィンが出やすい人がなんかエネルギーがあまった感じになって、こうゆうことをやっておるんではないかとゆう。モルヒネの6.5倍の鎮痛作用だそうな。


 わたしは自称・破滅型躁鬱気質なので、そうするとこのエンドルフィンの分泌をコントロールできていないとゆうことだな。そのためにはやはり瞑想と呼吸法が必要かもしれない。もしくはうまいエネルギーの活用&充電法を編み出すか。。