凶句の旅心と日本社会の妄想(無理矢理くっつけてみた。)

100_1374東急ステイ渋谷新南口シングル
100_1374東急ステイ渋谷新南口シングル posted by (C)lotus.eater


「頭病んで夢は枯野をかけ廻る」今日この頃、旅心もピークに達す。仕事もだいぶ忙しくなってきたが、バンド練習がなりゆき上、2日連続となり、楽器をもて帰るのも面倒で、これを好機にと渋谷泊。兄太ちゃんにもらった本を読んだりして夜を過ごした。


渋谷駅新南口駅前の場末感漂うおねいちゃんが受付に座るスタジオ→秋葉原の朗らかなおねいちゃんやおにいちゃんが迎えてくれるいつものスタジオ。


100_1378秋葉原の喫茶店のすげぇセット
100_1378秋葉原の喫茶店のすげぇセット posted by (C)lotus.eater


その他の最近入った飲食店は 麺類の店・メアリージェーン(ジャズ喫茶)@渋谷 昼夜ごはんCHANT@荻窪


先週観たのは
http://www.epson.jp/epsite/
森山大道
凶区 Erotica
会期:2007年6月27日(水)〜2007年8月5日(日) 10:30−18:00

アムステルダム、ケルン、パリ、シドニー、タイ、上海、新宿、大阪……さまざまな都市の情景を写しとった作品によって構成される、「凶区  Erotica」。雑然とした街が森山大道に見せる表情は、エロティシズムをあふれさせ、ただならぬ空気をたちのぼらせます。森山大道が感知する瞬間は、シャッター音とともにファインダーによって切り裂かれ、彼の視覚といりまじり、すべてが等価の塊へと変換されています。

海外の都市で催される個展のために、年に数回は機上の人となる森山の地球規模の移動の痕跡であるにもかかわらず、切り取られた像は、写真家の体内にひそむ自身すら掌握していないかもしれないほどの深みに落ち込みなにものかと融合しながら、ただひたすら、路地へと回帰していくように見えます。
その位相のギャップのなかにひそむ巧まれざる変容は、するりと見る者の追尾をかわし、どこの地とも判じ得ない、混沌の磁場へとわれわれを誘い込むのです。

無料です。


 秋葉原の駅前には、昨今さまざまなおねいちゃんが、おにいちゃんたちに囲まれて写真を撮られたり、会話を交わしたりしている。そのうちの1人のミニスカートのおねいちゃんがこれまた写真撮影に応じていたのだが、左右を挟むおにいちゃんたちの2つの手は、おねいちゃんのおしりを触るとゆうよりつかむとゆう感じの動きを見せていた。いったい日本はどうなってしまったのだろう。初夏の青空の下、白昼堂々、こんなことがおこなわれ、人目にさらされていてよいもんだろうか。わしが古いんであろうか。とにかく驚いて、ほかの人でも同じことをして、それが許される環境かどうかを確認したくてしばし立ち止まっていたのだが、ほかの例を目にすることができなかった。
 喫茶店で楽器の話をしており、そこからあたしが昔から繰り返し抱く願望(妄想)の話をした。あたしは毎朝、彼の鍵盤だか弦楽器だかの音色で目を覚ます。起き出して彼の近くにしゃがんで夢うつつに聴いていると、彼はあたしに気づき手を止めて振り返る。「ごめん、起こしちゃった?」。でも、あたしは「いいの。つづけて」とこたえる(そこになんてゆう名前を添えるとよかったんだっけ?)。眠るときにも、彼の音色を聴きながら、あたしはうつらうつらしてくる。そのまま美しい夢の世界に入りこむんである。