『(秘)色情めす市場』→マニリンカフェ→まんきつ→救急車

ややネタバレアリです。
とみぞ&おっくんと、まずは喫茶プチにて、ジャムトーストとブレンド。今日はお母さんと働き者の息子さん。お煎餅とお茶も出していただきました。


阿佐ヶ谷ラピュタにて田中登『(秘)色情めす市場』。ココロのベストシネマ第3位あたりに塗り替えか。大阪ドヤの娼婦トメは、父親不明で通りで15歳だった同じく娼婦の母親に産み落とされた。知的な障害のある弟が性的な欲望を満たすのにてをかし、多分ケツにビール瓶を突っ込まれたりする。母親はまた孕んでいる。だが、指名手配書の写真とよく似た謎の男と交流。隣家の女性も娼婦で、恋人が不在のうちに真珠を入れた大人玩具店のおっちゃんとできてしまい、元恋人はゴム製の彼女を押し付けられ、それを抱えて彼女のあとを追います。しかし、そのダッチワイフに入れたガス?が元になって3人は爆死。。
あたしの愛する車谷長吉つぁんの『赤目〜』にも影響を与えたといわれる、あまりに生々しい作品。あたしはこのような、「生きる哀しみ」のドラマやロマンと「生のたくましさ」からなるユーモラスな面という真逆のテーマが同居する、ありとあらゆる作品を愛しています。寝た時点で弟が死んでしまうのはわかっていたような、なぜにこうゆう作品に強いリアリティを感じるのだろう俺。日活ロマンポルノ、深い。音楽も、ジャズ、クラシック、歌謡曲が絶妙に使われています(ロマンポルノの音を集めたCDもってますが、いずれもかっちょえぇす)♪ このシリーズ終了までにあと2つ観たい!


その後、マニリンカフェにてタイご飯。おねいちゃんはタイの正月の水かけ祭から帰ったばかりだとか。大好きなタイのジャスミン茶に、生春巻にフォー、グリーンカレー、しめにココナッツプリン☆ いずれも愛らしいうまさ。話題は映画と「銭金のこと」。おねいちゃんお手製の靴下人形パクシーちゃんをもっていて、今回はタイ王女?の描いたへなちょこイラスト入りTシャツです。この店は絶対に、おねいちゃんファンが多いハズ! 変な嘘つくし★ファンの1人の方に、生ハムをご馳走になりました。ディスプレイのようなデカい豚肉を切るの。

その後で、うちに誘うもまんきつへということで、ジョージ秋山はぐれ雲(どう書くかわす)
つづく