徐に再開してみる。

なぜなら高円寺のまんきつナイトパック10時間半額を利用しており、仕事が1件片付いたからである。

 最近観た映画はラピュタ阿佐ヶ谷の「性と愛のフーガ 田中登の世界」より、
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牝猫たちの夜
1972年/日活/カラー/68分

■脚本:中野顕彰/撮影:萩原憲治/美術:横尾嘉良/音楽:坂田晃一
■出演:桂知子、原英美、牧恵子、吉沢健、影山英俊、山口明美高橋明

新宿を浮遊する根無し草のような若者たちの心象を先鋭的な映像でとらえ、田中登の才能を一躍世に知らしめた幻の傑作。ソープ嬢・桂知子と奇妙な愛欲関係にある吉沢健が魅力的で、早朝、胎児のように横たわる彼を尻目に、西口駅前ビル街のシャッターが一斉にあがっていく幻想的なラストは忘れ難い。
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終わってから誰かとこの映画について語り合いたかったが1人で観ていた。隣の見知らぬ方に声をかける勇気でも俺にあったなら。。「女教師 私生活」をある日観ようと思ったら風間杜夫さまがいらっしゃる日で、満席であった、俺としたことが。。


 今年意志をもって見た桜は、上野公園・浅草隅田川公園・水上バスからの桜・目黒川沿い、といったところか。COW BOOKSにて念願の富岡多惠子の一冊を購入。
 あとは、苺狩り→成田のホテルでバイキング→飛行機見ながら桜(あっ!ここでも花見してた)→成田山、とか、バンド活動とか、仕事とか、仕事がらみのあれやこれやとか、小額訴訟とか、洗濯物が雨でしっとりとか、友人のライヴとか、そんな日々をすごしていた。
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最もたちの悪い呪詛


冬と春のリフレインに
濡れながら歩く
血がにじむまで
唇をかんで
遠い木々が僕をにらみつけた


リクエストにこたえながら風に吹かれ
記憶のなかのかげを確かにみたのだ


肩をふるわせないために
絶え間なく歩きつづけ
自分の顔をみないために
絶え間なくしゃべりつづけて
ごめんなさい ごめんなさいと
誰かと僕が口にする


まだ そこまでは
僕の言葉を聞いちゃ


浄化された街から
あぶれたものが澱となって
どこまでも どこまでも
沈んで ゆ く


最もすぐれた祈りが
ひそやかに花開くのなら
最もたちの悪い呪詛は
美しい音楽になればいい
ある下町の八重桜かボタン桜
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