あたしの愛する、自由と孤独、そしてサービス精神。

 今日も漫画喫茶つうかインターネットカフェで仕事をし、漫画を読んだ。あたしがなぜこれほどまでにこの空間、なかでも個室、特には寝っ転がることのできる和室を愛するかと問われれば、それは旅を愛する気持ちに共通した理由による。
 あたしの愛する自由、そこには、「限られた」という枕詞がつく。あたしの部屋は、あたしの好きなものの寄せ集めである。だがしかし、満たされすぎてココロが自由になりすぎる。だが、旅先には、好きなものがなんでもあるわけではない。なおかつ、未知との遭遇、必至である。そこには、散漫な気分よりも、集中した好奇心のみが存在する。M気質の面も満たされる(限定的な条件に身悶える。いや、S気質のほうが大きいのやもなんだけどさ)。
 パックで漫画喫茶に過ごす時間、手元の荷物、漫画、ネット上の情報、フリードリンク、食べ物のそれぞれの状況、これらに従わなくてはならない。しかも、個室においては、当然隙間はあるものの、そこで何をしていようが、ある程度自由ではある。そして、ここが重要なポイントなのだが、若かりし頃より常に人目を気にして道化として生きてきた太宰作品の主人公としては(嘘)、この、外出先において誰の目も直接的には気にせずともよいという環境は、あたしを大空へと翔かせてくれるんである。旅先の旅館しかり、例えばラブホしかりやもしれんが、名前をチェックされていないほどに遠くへ飛べるのは、匿名掲示板と同じであるのかもしれない(これには参加しませんけど)。
 で、今日のところは飲食物の持ち込み自由のため、サンジェルマンのパンを購入して入った。仕事を片づけて気分に合わせて漫画をチョイス(この「気分に合わせて」というのも重要なポイント)。
少女椿(だっけかな?)』丸尾末広見世物小屋の話で、これを読みながらパンを食べるとおいしくなくなることは確か。このような一冊がある漫喫は、中央線沿線くらいであろう。。
人に送った見世物小屋隠語集
カモシ(キス)=酒
エラキ=楽器
ホット=にょいん
メゴメ=強姦
ナガシャリ=うどん
クマド=男根
シナドオクリ=葬式
マガヒ=セックス
マル=排泄
日々の生活のなかで、ぜひ使ってみてくださいね★
『社買い人岬悟』国友やすゆき

社買い人岬悟 1 (ビッグコミックス)

社買い人岬悟 1 (ビッグコミックス)

の1〜2巻も読んだ。う〜む。。
 2人以上なら、きっとペアシートが理想でしょうね。
 昨日、あたしが昨年壊れた時計を修理に出した会社に電話して状況を聞いてみた。すると、調べてくるという返事の後、「届いていません」といわれ、一瞬うろたえた。ちところが、「なので、明日着で同じ商品をお送りします」とおっしゃる。あたしは感謝の意を伝えた。本日その時計が届いた。これがピンチがチャンス(チャンスがピンチ、でもあるが。)、お客様第一主義、サービス精神、なのだと深く感心した次第。
 明日はまたもやバンド練習である。仕事を増やさそうかと思った途端、仕事の相談が舞い込んだ。強く具体的に思い描きつづければ、さまざまなことは現実と化す。言い訳をせずに一歩ずつ、そしてつづけることが大切なのだな。つまらん真理だが。明日は桜が見られるだろうか。