最近観た映画『ザ・テンプターズ 涙のあとに微笑みを』『明日へのチケット』

 もう耐えられず、観ました。


熱狂のグループサウンズ時代 @ラピュタ阿佐ケ谷
ザ・テンプターズ 涙のあとに微笑みを

1969年/東京映画/カラー/82分

■監督:内川清一郎/脚本:池田一朗/撮影:黒田徳三/音楽:池野成
■出演:ザ・テンプターズ、聖ミカ、新珠三千代山岡久乃名古屋章横山道代堺正章

ザ・テンプターズ唯一の主演映画。母と二人暮らしの高校生・健一は、飼っていた鳩を殺され意気消沈。元気のない彼を励まそうと、音楽好きの仲間が集まり “ザ・テンプターズ”を結成した。気弱な主人公の成長物語に、お涙頂戴母子ものと魔法ファンタジーの要素をプラス。特別出演マチャアキも神様役でいい味。
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息抜きに最適でした。
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明日へのチケット』@渋谷シネ・アミューズ
 78年『木靴の樹』のエルマンノ・オルミ、97年『桜桃の味』のアッバス・キアロスタミ、そして今年『麦の穂をゆらす風』のケン・ローチ。全員がカンヌ国際映画祭の最高賞であるパルムド−ルの受賞者で、約30年から40年の長きに渡り世界中の映画ファンのみならず作り手からも愛され、そして尊敬されてきた名匠たちだ。この3人が独立したエピソードを1本につないだいわゆるオムニバス形式ではなく、同じ舞台背景、重なりあう登場人物で互いの物語につながりを持つ、全く新しい“共同長編”とでも言うべき1本の作品を創り上げた。それは脚本の段階からお互いがアイディアを出し合い、それぞれの乗車券から始まる3つの物語を巧みに織り上げた奇跡のようなコラボレーションだ。3人が共鳴し合いながらも、独自のスタイルを溢れさせる映画の醍醐味と、愛を知り孤独を知っている真に優れた映画監督の深いまなざしがなければ描けない、かけがえのない人生の滋味と希望、そして溢れる歓びがここにある。
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【少々ネタバレあり。】
 電車の旅にまつわるさまざまな想い出が蘇った。特急券なく特急に乗って、特急券をもつ人よりもいい席をゆずってもらったりとか、鞄の上に座りつづけたりとか、電車で盛り上がりすぎてでかい声でみんなで恋話したりとか。。
 こうゆう映画は好きです。1本目のじいちゃんは恋のチャンスをつかみに戻ったのだと思う。2本目の彼は人として終わってるようなうんざりするおばちゃんをそれでも見捨てなかったちうオチがあたし好みだったけど、あの再会した女の子とミラノで予定とはまったくちがった時間を過ごすのだろう。3本目はスーパーの店員仲間がサッカー観戦に向かうにあたって難民問題にかかわり、あれだけ文句言っていた彼が自分のチケットを差し出し、さらには警察の手から逃れる。3本ともやっぱり「明日へのチケット」を手に入れたのだと思った。直接的には、あたしもああゆう電車でヨーロッパを旅したい。


 そんなわけで、毎日布団を洗っています。咳は止まりましたが、唇のヘルペスがまだ治りません。「犬は吠えるがキャラバンは進む」という言葉をオザケンに教わって以来、「今は犬のとき」「今度はキャラバンのとき」とか考えるようになりました。今は、犬のときを終えて、キャラバンのときに入りました(本来の意味とはちがっているかもしれない)。大事に生きるとき。生活とか、自分とか、気分とか、ね。近所の読書の森でぼーっとしたり、弊社茅場町支店(ドトール)で作業したり、ツタヤで借りた

ベストオブくるり/ TOWER OF MUSIC LOVER (初回限定盤)

ベストオブくるり/ TOWER OF MUSIC LOVER (初回限定盤)

『ベストオブくるり/ TOWER OF MUSIC LOVER (初回限定盤)』くるりを聴いています。岸田くんは雨に弱く、さよならばかり言おうとするダメな感じが魅力かもしれませんが、決意の点においてやはりマーガレットズロースが上、ちうことで(どんな比較だろう。連想ゲームとしての好み、でしかありませんが)。この世で最も美しいのは「葛藤」から、「勇気」に謹んで訂正させていただきます。また、一坪展Photographにて、お世話になったカメラマンの子の作品も観てきたり。もう終わっちゃいましたが。
 新デザインのブログ、いかがでしょう。展示が変わったら、デザインが変わっちゃったりして?! では、今月は毎日書くことを目標としつつ?! 明晩、また、ここで。
ライトアップされた明石海峡
ライトアップされた明石海峡 posted from フォト蔵

⊂⌒⊃。Д。)⊃カジ速≡≡≡⊂⌒つ゚Д゚)つFull Auto | 姉ちゃんの自作詩集発見した
http://www.kajisoku.com/archives/eid420.html
昨夜はこちらを真剣に(腹を抱えて)読みふけってしまいました。市井の天才がいらっしゃるものでございます。。ちなみにたこフェリー往復と天然温泉のセットは900円也。車やバイク、自転車も一緒に運ばれますが、運転手は一緒に席にかけて風景を眺めてゆきます。普通に「足」として、利用されている模様。