2006-06-03-satお買い物

今度はインスタントのドライカレー(ご飯とあわせていためるやつ)に、ブロッコリースプラウトとかナツメグとかワインビネガーとかにがりとかリンゴとか足したものを食べてから。恵比寿でマルニのセールだと思って仕事を片づけて17時頃でたら、先週だった。そのため、恵比寿から代官山方面まで散歩しつつ、中国製で安いがジャージ素材で暑苦しくなさそうなデザイン・ジャケットを入手。そのまま渋谷方面に歩いていたつもりが恵比寿に舞い戻ったので、山手線へ。新宿で降りてMacからMacへとデータを移行させるためにFirewireケーブルを買う(帰宅後に試すも、できなかった。OS 9から移行させてくることはできないんでしょうか?)。ジャーナルスタンダードに間に合ったので寄ると、ツボな服ばかり。取材用のお仕事着がなくて探していたのだが、サマーニットの羽織物で不思議な感じがイカシテルやつを買う。イタリアンのカフェで食事。ひとりごはんに落ち着く店をいくつか知っていることは重要なことである。

飆風

飆風

飆風(車谷長吉)を読了つか一気読み。一部『金輪際』とかとかぶってるみたいですが、あたしは車谷長吉っつあんが好きです。『密告』なんかを読んでいると、やっぱり人の魅力は「葛藤」にあり、とか思ってしまうのです。で、表題作では、いわゆる強迫神経症になる著者の様子が描かれているわけですが、賞への固執もいつもながら感動的なのですが、「くうちゃん」と彼のことを呼ぶよめはん高橋順子さんがいつもよいのですね。彼と我身とをこの世につなぎとめるべく、淡々としながらも深い愛でもって、そばにいつづけるわけです。


ぼくらの病気は、言いたいことの反対のことを言うことである。ぼくらは、聞き手の表情にあらわれる印象を見つめながら、われとわが身を苦しめざるをえない。
(ゲオルク・ハイム「劇画」より 本郷義武訳「モナ・リーザ泥棒」河出書房新社


おとこが いない
あくたいつきの おとこが いない
あきの むしが ないてる
しんだ あきの むしが ないてる
(高橋順子「まだ かえらない」より 「時の雨」青土社


明日からまた心機一転、働きマンのスイッチを入れて、旅まで突っ走るぜ(どうやら念願のタイに行くことになりそう)! タイの見所を教えてください。