黄金と冠された c古井由吉

連休も終わり、風邪なひきかけを繰り返し、空腹に薬を飲んで外出したら胃が痛い、駅前の喫茶店の赤いぬのばりの椅子に腰掛け、こうして更新を試みておるみんなのアイドル・長袖Tの上には半袖T子です。こんばんは。


連休には、原美術館併設中庭カフェにてガーデンバスケットワインボトル付き3人で3000円弱お得で心地好く楽しく→紅茶屋レピシエダージリンフラッシュ発表会混雑にて入れず→品川の海辺でワゴン車から女の子のキャッキャいうエロ声を聞きシルエットを見るアラブへの密出国を試みる一家と出会う→羽田で飛行機が行き交うのをひたすら眺める、という日や、中野までの散歩途中キックボードを拾う→亀の銀次郎子の墓参り→ジャングルジムで鬼ごっこ→渋いマスターと客層にやられるチーズカレー、という日や、原っぱ広場の帰り道に公園のダブルベッドに寝転んで星影のワルツを聴く、という日や、深夜に現れた泣きの入った酔っ払いに抱きつかれる、という日や、CDを焼きまくりレーベルを作成する、という日や、サポート校国語科教員時代の教え子とお茶とワインバーでチーズフォンデュ、という日などがあった。


最近考えることは、いかなることも日常となりうる、とか、本人が誰よりもよくわかっていて反省しまくっていたらエールを送りまくる以外になす術などない、とか、長らく同じ地平に立つことをモットーとしてきたがより高い否より大切なものをみうしなわないためのたちいちてあるよな、とかなんとかそんなことだ。


今朝は小さな棚を拾った。あのおやっさんがもっていかなかったら貰おうとかとおめに決めてた。


ほかの記憶ならまだしも
音やにおいの記憶は危険だ
そこが入口となって
幾らだってディテールが
よびさまされる
そして
今頃になって
罪の意識にさいなまれるのだ


つづく