日々微調整

「給食当番」の黒ごまあげぱん

できるくらいが理想ではありますよね。でも、いろんな日があっていいのかな。


[foods]
今日はじめて「給食当番」のあげぱんを食べました。本日のあげぱん、黒ごまにしてみました。この世でいちばんおいしいパンは焼きたてパン、この世でいちばんおいしい食べ物(?)は歩き食い(食べ方、だろうな)だと思っているあたしにおすすめでした。目の前で揚げてくれるんですよ。高円寺の公園の前でよく見かけていましたが、今度からは見るたびに食べようかな。バナナ味のミルメークにも挑戦してみました。ちなみに夕飯は西友で97円のオージービーフと薄くて失敗のシチュー。バターとナツメグたっぷり足したけど。。


[think]
今日考えたこと。預けておいたら利子が引かれる貯金、それが宝くじ。1,500円負けのスクラッチでも、500円しか手元にないときに500円換金するのはかなりうれしい。


[creat?]
先日起きたら、音楽がふってきた。それは、よく知らない最近のヒットソングに合わせたら美しい感じのメロディー。だから、文具店で五線紙を買ってきた。ロールピアノで8小節だけ起こしてみた。和音にしたら、わりと和風だった。


[books]
『離婚』色川武大
「『(前略)あたしは誠ちゃんを愛したことなんか一度だってないし』『うん──』『ほんとよ。愛してなんかいないのよ』『わかってる。君は自分じゃ誰も愛さないよ。そうだっていいじゃないか。そうしたいんだから。それならそれでそこに自信を持てよ。くそ自信でもいいから』」
「身体でいえば、古女房の馴染んだ身体の、馴染み加減のところに捨てがたいものを感じていたようです。気配でいうなら、彼女の何気ない声音、動き方、息の匂い、そんななんでもない部分すべてとたち切れてしまうのが辛いのです。」
『少女たち』
「(前略)一定の覚悟なしに接近しすぎることの傷の痛さもよく承知していた。」
別れた元夫妻がまた連れ添っていたり、自室を少女たちを遊ばせる遊園地にしてみたり、奇妙だけれど、なんだかあたしにはとってもよくわかるような、やっぱりよくわからんような、それがなりたったりくずれたりこわれたりしながら、生活を非日常にしつづけておくんですね。うん。


うらおもて人生録 (新潮文庫)

うらおもて人生録 (新潮文庫)

『うらおもて人生録』色川武大
前半のピックアップに失敗したので、後半のmemoから。中央公論新人賞
「(前略)仕事でばくちを打つ以上、遊びでばくちをやっている人と同じようなことをしているわけにはいかない。(中略)遊んでしまえば、遊び代を払わなくてはならない。遊ぶ楽しさとお金とのとりかえっこだからね。(改行)ばくち場は遊び場だから、どうしても遊びたくなるけれどもね、そこで自分は楽しまずに、お客を楽しませて、結果的にお金を得る。これはまァ何の商売も同じだね。(中略)宿屋に泊まるくらいなら、道ばたに寝ちゃう。そのかわり、自分が野郎と思ったばくちを大切にする。これも一種の交換だね。」
まあ、これほどのお方でも、どんな人でも、いきつくところは同じなのよね、ちょっぴり残念、なんてことを感じたりもしつつ、楽しく読みました。

あと、だいぶ前に3冊くらい?読み終えて小さなブームをあたしの中で巻き起こしたのが、中島らも。まあいいや。また明晩、すべてのバーで。