『裸体』(少々ネタバレあり)

阿佐ヶ谷ラピュタにて。原作は永井荷風。(とか谷崎とか)エキセントリックな女好みは見逃せません。音楽は武満徹菅井きんとかも出てたりする。

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裸体

1962年(S37)/にんじんくらぶ/カラー/85分

■監督・脚本:成沢昌茂/撮影:川又昂/美術:宇野耕司/音楽:武満徹、岩佐譲治■出演:瑳峨三智子、川津祐介千秋実杉浦直樹進藤英太郎山田五十鈴

左喜子は勤め先の社長に囲われたの機に、女としての自分の価値に気がついて…。原作は“女”という対象に打ちこんで、独自の境地を築いた永井荷風の短篇小説。ヒロインの天衣無縫な生き様を愛情をこめて描く。

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で、かなりやられながら観ていたわけですが、ラストが、なぁ、結局男はエキセントリックな女に翻弄されるのを夢見つつも、現実感を求めるわけですよね(危な過ぎる女は避ける/からは逃げ出す)、それは女が男に対してもそうかもしれませんが、それでも立ち上がる左喜子に何を思うか。逞しさをみつつも、なんだか虚しいんだよなぁ。ちぇっ! みんなつまらねぇやいっ!! 今日から「あたい」って言おうっと。とりあえず原作を確認したい。今度は織田作之助『忘れじの人』か、モーニングかレイトかそのほかか。週1で映画観て、週1で区民プール行って、週1で楽器練習して。。とか考えると、ホント時間ナイ。で、喫茶店でハンバーグ食べて帰宅。前後はお仕事ラッシュ。燃える女の〜赤〜いトラクター〜それがお前だぜ〜♪