阿佐ヶ谷 JAZZ STEETS 2005ほか

 阿佐ヶ谷 JAZZ STEETS(阿佐ヶ谷ジャズストリート)2005に少々行ってまいりました。その前後や合間にはとうとうまたまたぶっ倒れてました。頭と首と肩が痛いといっていたら、ストレスだろ、といわれました。
 山下洋輔さんのピアノは、右手が高音の端、左手が低音の端に広がったときの、引き裂かれるような音と、山下さんのフリースタイルな脚を愛しています。この日は高音のメロの、宝石の輝きのような美しさにも魅了されました。
 渋谷毅さんのピアノは、このうえなくリラックスした美音を聴かせてくれます。エリントンをこんなにゆるくたゆたうようにはなかなか聴かせてはもらえないでしょう。外っちのドラムスはいつもながらにつんのめりまくって単純なリズムの曲さえもくすっとさせる愛嬌をかもしだし、林さんの最後から2曲目だっけかな?あの音響的なアプローチが美しいサックスにも酔わされました。
 ごはんは、1日目がタイ料理ピッキーヌ、2日目はうちの近所のメキシコメインな多国籍料理店。地元のイベントへの参加に積極的な1年でした。
 今日は、銀座の銀の塔という名の店でビーフシチュー、たぶん日本一美味いビーフシチュー店。その後、喫茶店で打ち合わせの続きをして、ヨコチと別れてビームスへ。Ray BEAMSのジャケットは安いのにひねりがあるものがあって、好みです。人でもモノでもなにか作品でも、ひねくれててねじれてよじれてへなちょこな部分があるのに惹かれがち。その他ニットとかカーディガンとか4着ほど試着して、深いブルーのを購入。帰りの電車で

働きマン(2) (モーニング KC)

働きマン(2) (モーニング KC)

を読んで、お仕事の目的を常に追求&追究する彼女に強く打たれる。
 帰路でサラダとか米とかお酢ドリンクとかヨーグルトとか買って、帰宅後にとりあえず
東京ラブストーリー (3) (Big spirits comics special)

東京ラブストーリー (3) (Big spirits comics special)

東京ラブストーリー (4) (Big spirits comics special)

東京ラブストーリー (4) (Big spirits comics special)

、続きを読む。ドラマの大ファンで、当時は「カ〜ンチっ♪」とかやってましたが。だいぶ前に古書店で買ったものですが、何度となく読み返してしまいますね(ものすごく好きな作品であるというわけではないのですけれど)。あたしは断然リカが好きなので、せつないすけど。みなさんは誰に感情移入しやすいでしょうか。みんなリカなわけぢゃ。。ないだろな。ベティやナオミが好きなあたしは、当然なんだけどな。こんなあたしにオススメの、此の世にないものを求めてしまうぶっ飛んだ女の子が出てくる本や映画などを教えてください。たくさんあるでしょ?
 鍵がない、も、ブコウスキー:オールドパンクも、真夜中のピアニストも、イサム・ノグチ展もみたいのですが、今度はシネスイッチ銀座で松竹110周年祭ですね。佐田啓二杉村春子と殿山泰治を追うだけでもたくさんみられそうです。最低でも君の名は(総集編)がみたいす。
福音

福音

ばっか、しかも『さけび』ばっか聴いてます。Aメロ?繰り返しの後、痺れます。過去のコンプレックスやトラウマと現在の行動や思考とのつながり、それについて考えたりします。復讐なのか、とりもどしたいのか。こんなことを考えたりするのも、『東京ラブストーリー』のせいかもしれません。どこまでも自由でいたいような、甘美な不自由に憧れたり惹かれがちでもあるような。。ですよね。
 では、また明晩にお目にかかりましょう。