2005_05_21_sat実家へ。

moons11dec2005-05-22

 そして、二次会に行く連中と別れ、早めに実家へと帰宅。母が何やら落ち込んでいる。どうしたのかたずねたこととオトンに後できいた内容をあわせてかんがみるに、どうやら(長らく20年ほど家庭内別居を唱えてあまり部屋から出ない弟は毎食部屋から降りてきて食事を持ち去るのだが、)母が最後にご飯を置いた際に盆がひっくり返り、でもそれをいいと言って弟は皿に戻したのだが、「ちょっとは考えろよ」と母に言い放ったらしい。弟のポンちゃんにはあんまり悪気はないのだが。どっちが親だかわかんないような会話をよくしているのだ。あたしはお調子者だから、そんなことは絶対に言えないけど、「もう二度と帰ってこない」と冗談交じりに言ったりはする(あたしのほうがキツイんかも)。
 満腹だったが、そんな話を聞いたのと、どうやらはりきってハンバーグとか刺身とかブロッコリーのサラダとか、いろいろ用意してくれたようなので、すべて平らげてみた。兎は老体にむち打って懐いてくれるし。で、久方ぶりにゆっくりと脚を伸ばして湯舟に浸かった。うちは兎グッズ溢れる異常なくらいの兎屋敷なのだが、あたしが日光東照宮に行ったときに見つけた兎柄の愛らしい蝦蟇口をあげたら、誰にもらったか忘れたがひとつあたしにという蝦蟇口を1つもらった。蝦蟇口返し。あとは、山梨のハーブ園に行ったそうで、アトピーに効くと聞いてあたしの分も化粧水を買っておいてくれた。ありがたいことである。母が長野と間違え、だって隣でしょ?と言うのに2人でつっこむ。が、あたしが長野は北へ行く、山梨は南へ行くって感じがしない?と言ったら、西だろ!とさらにつっこまれる。
 パチンコの番組をおとんの解説つきで見たり、食品工場の仕事の冷蔵室?に入る前にエアシャワーというのを浴びるのだが、それが顔に当たるのが不快な話、おとんがおかんの分も弁当を作っている話などを聞き、元my roomへ。で、昨日の日記を更新しようと携帯を打っている途中で眠ったらしい。日曜の早朝にも仕事に出かける母に一声かけられてさらに眠り続け、10時前に起こされる。休みのおとんと半日だけ出かけることになっていたからである。
 布団でぐだぐだしてから起きて、なぜか実家に帰ってまでも朝マックへ。おかんは食料品の味見を絶対にしない、なぜなら彼女にとってそれは買わねばならないことを意味するからてな話とかを聞きながら食べる。その後、つぶれたスーパーの後にできたスーパーへ。ゲームコーナーで何度もクレーンゲームに挑戦するが、あたしはこの道の才能やセンスがない。で、隅から隅まで安い商品を見て回り、そのたびに2人で「へぇ〜!」と感心し続ける。さらに、近所のスーパーで土産を買って帰る。
 冷凍のエビピラフを炒めてくれたのでそれを食べ、駅まで送ってもらい、私鉄だけでなくJRにも「○○○(町)をよくする会」のスタンプが押された本棚を物色、谷崎の刺青の文庫を頂戴する。東京駅で横浜中華街の中華まんを買い、電車に乗ったらまた三鷹まで行ってしまったので、構内でやっていた山形フェアでも食品を買い、帰宅。寝て起きて仕事して荷物を出して仕事して。週末は終わる。
 最後にあたしが感心した人の話。その人もお調子モンで「会えてうれしいよ〜」とか簡単に言う人なのだが、さまざまな子どもの相手をしながら、それぞれの子がいちばん喜ぶ方法で遊んであげるんですね。元気な子たちにはどんどん運動させて、振り回したりもして、だけどちょっと内気な子は、ただずっと抱っこしててあげたりする。だから、その人にだけしか懐かない子もいたし、最後にはみんなでその人の奪い合いになっていたりもした。普通は子どもに対してでも、やっぱり人なつっこい子は合わせやすいし、合う子合わない子というのがいるものだと思うんだけど、本当に感心しました。
 久々にだらだらと打ったら長くなってしまいましたが悪しからず。写真は元気な頃のビッケです。