で、詳細はリンク先から
amazonの解説を読んでいただくとして、実に好い映画であった。
殿山泰司に惚れた、これからアレコレ観ようと思う。これも新藤監督であって、意図せずシリーズになった。ぼくとうきたんを観て以来か。特典の写真もよかったが、監督の日記に心打たれた。メモを見ると、「愛染かつら
アコーディオン」
シヴァ神2005に弾いてもらって演りたいなあと。「東京セブンローズ
井上ひさし」読みたいなあと。「花屋旅館 不二屋
高瀬川」行きたいなあと。「
あぐりもち」コレ好きなんだよなあと。「竹中の特殊メイクテストをやる。老けすぎ。老けても色気がなきゃいけない。これでは単なる醜い老人だ。」「いずれにしてもカメラアングルを感じさせないことが重要である。」「新ピ 5/28(下に別途書きます。)」「但馬屋 塩豆」浅草の(
殿山泰司が好んだ)。食べたいなあと。「
桜木町のジャズ喫茶『ちぐさ』」これは行かねばと。「竹中 大杉蓮
田口トモロヲ」並んだシーン。「
大森南朋」いい味です。「
今村昌平 神山征二郎 堀川弘通」もコメントを云ふ。「浅草3丁目の古本屋へ行く。(
殿山泰司が好んだ。中略)ご主人の顔が個性があるのでアップをいただいた。」印象に残ったので、逢いにゆきたし。「
原ひさ子」のシーンとか、監督の焚き火や釣りのシーンとか、竹中と荻野目のさまざまなシーンとか、ぐっとくるところがいっぱいあった。「5月9日にはじまって、まさに激闘であった。やりぬくことだけを心がけた。どんな小さなカットもわたしの目で見、わたしの判断を下した。」「生きたい」これは何だったっけ?忘れた。作品のタイトルかな?監督の思いかな?「演出に野心的ショット」「ヒョータンで
ナマズを押さえるような人」乙羽さんが
殿山泰司のことを。ここでひとつプチ神話。
妙心寺「
瓢鮎図」禅の原点、「世俗のたとえでは、とらえにくい男女をさしてこれをいう。中国では鮎を鯰と読む。」
で、神話。途中で新宿ピットインのシーンがあり、この映画であれば、梅津さんや渋谷さんあたりかなぁ?と思って眺めていたら、なんと!!!
水谷浩章さん(B)、
菊地成孔さん(S)、南博さん(P)、
芳垣安洋さん(Ds)だったのですっ(アップになった順)!!!!この4人のカルテットてのはないわけで、ここを読んでくださっている方であれば、この方々をあたしがどれほど愛してみつづけているかをご存知であろうと思うのですが、あたしがみだすよりもちょっと前の時期、ちょっと若いみなさま、これは一瞬のシーンでしたが感動いたしました。ヨッスィーがファンであると云ふ
竹中直人のDへのサインは、この時に書かれたものなのであろうかと。嗚呼ああぁぁアアァァ。お!そういや日記が現実の日付に追いついたぞ。写真は手汲み式の井戸と納屋?と盥のある理想的な風景。これから1時間で部屋を片づけて煙草を買って見積もりを作って。。では、今宵、また。