moons11dec2004-12-18

南さんの日記を読んで
エントロピーネオテニーについて調べていた
嗚呼 佳き言の葉を 持つ人よなぞと 感じ入りつつ
袖擦り合うも多生の縁とはよく云ったもので御座います

朴訥兄さんに取材 新橋『長嶋』にて麦吐露定食
店主と馴染み客の語らいを味わい
心には夜が溢れていた

金色に光る粒子を全身に纏うべく
まずは年末恒例 3度目の赤犬を堪能
ブリーフの下にビキニを穿いていたその分別に
ショックを受けるのはお門違いであった

南方を帯びたSAKE ROCKの音が好ましく
その音と彼の謎めいたキャラとのギャップも好ましく
16日 再観を心して

音に懸ける大友さんの
顔を上げた瞬間の視線に刺されて思わず後退り
舌を出したり顔を歪めるのを垣間見つつも
目を閉じて
他のメンバーをのみ込む音という振動に痺れ
酸化した全身にアルカリが注がれて
中性へとリセットされるのを確かに体感する

http://park10.wakwak.com/~kikuchic/cgi-bin/ezjoho.cgi
見えなければ効果が半減します
前列から後退して段差まで移ります
DCPRGはバンマスが菊地さんなので
だれさせるということがない
常に覚醒や酩酊を
喪失のセンチメンタリスムや獲得の祝宴を差し伸べるので
致し方なくただひたすらにダンス

アンコール 念願のS(スパンクハッピーのテーマ)では
このまま死んでしまいたかった
そして 誰もに気づかせていたであろうアレが
宝石が主成分のエーロゾルに包まれた地球となって廻り 
世界は終わりを告げ
Mirror Ballsが永遠となった
すっかり物語に魅了されていたのだ

否 世界はもちろん実際には終わってはいなかった
だが リキッドでの深夜を超える終わらない夜は
失われてしまったのだ
それも経年と法律によって

地元に戻り
地味だが目蓋の裏にチラチラと瞬く電飾で結ばれた繁華街の
キッチン・チャンピオンという昭和40年代で時を止めた店で
葱の入った柔らかなハンバーグを食し
同様に失われた各バンドのメンバー構成の変遷について
今夜の刻んでおきたいシーンについて 交わし合う
深夜3時前に帰宅 ファーストのアルバムを
ロフトから遠くに聴いて眠る

そしてまた いつものように朝が
再び音源をかけると
昨夜の夢の片鱗が パラパラと落ちてきた

写真は『孤独のグルメ』の影響
これまでにもあったか…

REPORT FROM IRON MOUNTAIN

REPORT FROM IRON MOUNTAIN

まさにミラー・ボールズが旧タイトル!
レビューを読んでスタイルカウンシルを探したが見当たらない
何でもかまわず手放すものでもない