2005-09-06から1日間の記事一覧

てなわけで「夏の終わり」ですね。

川沿いの森の中 線香花火の炎の塊を 分け合いながら 公営プールで魚になって 何往復も泳ぎつづけながら 蝉の声と 鈴虫の声の合唱を 聴いていた 視界を横切るのは いったい なんだろう Possibilitiesアーティスト: Herbie Hancock出版社/メーカー: Warner Bro…

『人生は五十五から』

「麻雀にというより、なんでもいいから現場に出たい。黙って見ているなんて、自分らしくないと思う。」

『オールドボーイ』この話は、あたしの深い共感を呼んだッス!

「『(前略)ただ、奴の腹ン(小)中に他人を熱くさせるような魅力がある。それは確かだと思う。(中略)奴は今の人が持ってるものは何も持ってないし、奴の魅力なんかもう世間が必要としない。(後略)』」 「この人はなんていい声音をしているんだろう、と…

『男の旅路』

「『畳の上の大往生なんて死に方はしたくない。見た眼に汚い死に方がいい』」(中略)「『電車に轢かれるのなんかいいな』」色さんのことば。 ディープな事件

『男の十字路』

「男も女も、ほとんどはどんぐりの背くらべで、選んだところでたいして変り映えしないのに。」 「その社長は若いうちから、実の姉とできてしまって、事実上は姉と弟で夫婦のようにして暮らしてきた。そのため独身。」63歳、初婚。

『男の花道』

「『──なかなか、死ねないもンだねぇ』」芹さんのことば。 「『俺はねぇ、生きてるのが、いつも恥ずかしくってしようがないよ。』」色さんのことば。 「『(前略)富士山が真正面に見える。川上だとか、仲間が八人、八角形の建物を建ててね。まん中が共同の…

以前のつづき。

色川武大『明日泣く』返却のための覚え書きのつづき。