10.10 浅沼稲次郎追悼集会 「今、憲法問題を考える」

午後6時から総評会館浅沼稲次郎追悼集会シンポジウム「今、憲法問題を考える」が開かれた。会場には300人以上の人々が集まり、元衆議院議長土井たか子氏、元内閣官房長官野中広務氏、ジャーナリスト大谷昭宏氏をパネラーに迎え、作家宮崎学氏のコーディネート、衆議院議員保坂展人氏の司会で行われた2時間あまりやりとりを熱心に聴いた。

一見敵陣に1人乗り込んだごとき野中氏の発言や仕草が光り出す。冒頭の黙祷提案にも同様の気がかりを抱いていたあたしは強く共感。「タクシー酒場」には思わず「惜しいっ!」が口をついて出る。「小泉、9.11が自衛隊のあり方を変えてしまった」にも強く頷く。選挙制度に関する提言も。「(とにかく)戦争をやらないこと」に拍手。いっぽう、土井氏の「憲法を粗末に扱って変えたところで今よりいい憲法はない」「いい、落ち着いた政治(が必要)」も印象に残った。


「発言に哲学がなければ」「言動の基軸」などの表現にも共感。三宅島ふるさと再生ネットワークとガテン系連帯の方もコメント。まあいつも思うのは、貧困問題への関心は若い世代のほうが高いということ。