緒方拳＆松下竜一＆浅沼次郎＆山口二矢＆若松孝二＆ロッシー

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　今日は打ち合わせに出、帰宅後睡眠不足でバタンキュー。
　ところで緒形拳さんの訃報にショックを受けた方は多いと思う今日この頃。最近めっきり老け込んでしまったなあと思っていましたよね。が、なるほど長年そうゆうことだったのかと。そんな彼の姿見たさだけに昨夜はドラマを観ました。なんか台詞の1つひとつに重みがあるように感じてしまうなあ。
　緒形拳さんといえば個人的には「復讐するは我にあり」（1979年今村プロ・松竹、監督今村昌平、原作佐木隆三、主演）と「楢山節考」（1983年今村プロ・東映、監督今村昌平、原作深沢七郎、主演、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞ほか。カンヌ映画祭パルムドール）で、この人はすげえなあと感じていたわけですが、阻止の会のMLで松下竜一の「マブダチ」だったと教えてくださった方がいらっしゃり、「豆腐屋の四季」で松下を演じていて、さらに『砦に拠る』の映画化構想を本人に伝えていたようですね。

　明日は「浅沼稲次郎追悼集会」がありますが、彼を刺殺して自殺した山口二矢といえば、東京人のアウトロー特集で鈴木邦夫さんが山口二矢について解説しているなかに、「若松孝二監督は『次は山口二矢を撮る』と言っていた。二年後は事件から五十年だ。それに合わせてやるのだろう。左右超えて再評価の動きがある。」と書かれていたと冨蔵が教えてくれました。あたしが敬愛しご発言のすべてを心のバイブルに刻んで（は一部消去させていただいて）いる若松監督ご自身は「俺は一匹狼。左と右の真ん中に立って両方を睨んでる」というような主旨のことを先日のトークショーでおっしゃっていたので、とても楽しみ。

　ところで「アメトーーク!」にロッシーが出ていたので熱心に観ていたのだが、やはり彼に対してはつっこまずにみんなでのって笑って楽しむのがいちばんであると思う。嗚呼、抱きしめたい。

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