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昨日の夜は、ロフトで
- アーティスト: Fantastic Plastic Machine,James Brown,キリンジ,ケツメイシ,Dragon Ash,Coralie Clement,Riviera,Montefiori Cocktail,YELLOW MAGIC ORCHESTRA,CHIC,WUZ
- 出版社/メーカー: カッティング・エッジ
- 発売日: 2005/02/23
- メディア: CD
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最近考えていることのひとつは、見えないモノを見る人について。それを形にしようとする人を表現者と呼ぶのではないかということだとか。見えないモノとは何かを説明しようとするとなんだか違ったことをいってしまうようで難しいのだけど。あたしは、見えるモノさえ見ていないことが多々あると思われるが、たぶん、見えないモノを見ようとする、とは思う。それを形にしようとしているかどうかは。。よくわからない。
最近は9:30に起きて、就寝の何時間か前まで作業をしている。一日中、気儘に、断続的に繰り返す。滅入ったり飽きたり疲れたりする。ミートスパゲティのソースをニンニクやバジルを使って炒めてみたり、しょうがに味噌をつけて囓ったり、ヨーグルトにブルーベリーを入れて食べたりする。ホームクリーニングしてみたり、アイロン入れになるアイロンマットを卓袱台の上に広げてアイロンがけをしてみたり。里見とんは自分を大きくみせないから好きだ。あったかい。親しみを感じる。時々まわりくどいところがあるのも好き。そういやいつの間にか菊地さんの日記が終了され、メアドの公開も終わっていた。いろいろあったようだが、そうか。そうか。勇気をもらっていたのだけどな。スバラシイ勇気を。
夕方に近所に出た。昨日、諦めた一冊を今夜こそ入手すべく。松岡正剛さんの月の話は延期として、
- 作者: 安野モヨコ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/11/22
- メディア: コミック
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地下で玉子と豚肉を買って、ブック・オフに『働きマン』がなかったので、書店にて購入。この街は、この街に、ここいらに、お金を落としたくなる場所だ。元気だから。
雨音と車の音に紛れて大声で歌いながら大通りを歩き、あたしはちょっと心が穏やかでないなぁ、と思った。継続可能やもしれぬ仕事はストレスフルで、だけど収入のあてがまた乏しくなるのも耐え難く。
帰宅後に『働きマン』を読んだ。安野モヨコ、ここにあり、て感じだ。久々に彼女の作品を拝読させていただきましたが、いろんなことを考えさせてくれる。彼女の魅力は、エネルギーがあふれているところ。たしかオカキョンのアシさんからはじめたんだったと記憶してるんだけど、漫画の世界に対して時間が停止していて超えられる機会を奪われた師匠とはまた別の道で、別の魅力を炸裂させている。そう。エネルギーが有り余っているかのような、精力絶倫女(男もか)をアイス。伝えるパワーをもつ人=自家中毒でない人。あたし?あたしは自家中毒だよ、まったくな。
で、ガイアの夜明けのストレス特集を観た。
漫画とテレビから。とにかく自分が何を好きなのか。「一生懸命じゃない自分はイヤなんだ」とあたしが先生風なことをしていたときに口にした生徒がいて、その子はダンスに出会って自分を取り戻していた。何をしているときに一生懸命になれるのか。遊びとか友人とか緑とか文化とか、そういったものはどのくらい好きなのか。それらのためにはどのくらいのお金が必要なのか。なくてもいいのか。大したことではないけれど、なんとなく改めて考えた。
まあ何にせよ、10代の頃よりつらいことは一生ないと思っているし、自分が好きで選んですべてしているという自覚はある。西友で、脚が不自由な人の杖を蹴ってしまった。
すべては単に雨のせいなのかもしれないし。なんつか一般的に非現実なことと現実的なことをバランスよく考えかけた日であった。楽観的な未来の夢ばかり見ている。遠くへ行きたい。
実家のウサギが先日死んで、おとんからメールが届いたので、返事を送ったら、「可愛いうさぎだったよ。」ということばがあった。二人は泣いているだろうと思った。その夜の月は丸くて、栃木で見たときはオレンジででかかったけれど東京ではそうでもなかった。「ビッケ、ありがとう。」と、つぶやいてみた。
井上ひさしの芝居の誘いがあり、楽屋にも入れるとのことだったが、1万円を超える金額であったため、「もし誰もいなかったら興味はあるので前向きに検討するけれど、3千円のライヴさえ迷ってる」と返事したら、行く人が見つかったとのこと。
昔は完璧主義だった。だけど、それを達成するのは無理にしても、達成度を上げるための素養がなく、妥協主義を人に刷り込まれ、以来、運命論者に近づいている。やるべきことはやっているのだろう、みるべきものはみているのだろう、いくべきところへはいっているのだろう。と。だけど、行動しない言い訳を持っている可能性があることは、ずっと自覚はあるにせよ、だからといってどうするわけでもない。そこで開発したのが、便乗主義。あとは、「せっかくだから」論。
人のことはよくみえる気がするのになあ。同じことに対してあの日には涙が出たのに、今はなんともないなんてことばかりが増えていくけど、思い出したくない思い出ばかりが増えていくけど、甘美な不自由だとか、上書きだとか、24時間酩酊するための方法を探ろうと思う。では、おやすみなさい。今宵ちがった明晩、また。あなたの24時間酩酊するための方法はなんですか?