てなわけで「『戦後』60年、沖縄から平和をひらくコンサート」3/12sat@上野水上音楽堂

 登場から司会のMCをぶっつぶす渋さを愛ス。ステージ向かって左側から観ていたのですが、手前が社長でちと新鮮。ひこうきの片山さんのサックスにメロメロ。愛スル股旅の5拍子にメロメロこちらはサックスのお名前失念、カレのハモニカに泣。踊りまくって本多に涙。アノシトとアノシトとアノシトは出ていませんでしたが、ぐわぁ〜とココロは大きな風船になって、遠くへ遠くへと飛ぶのです。

 手洗いに並んでいたら、階段下が空いていると教えてくれる人がいて、1人抜け駆けする自分のセコサに呆れる。座席の後ろに、沖縄やアイヌの食、民芸品、フェアトレードのコーヒー、募金コーナーなどなどさまざまな出店があり、アイヌの列に並ぶもモツ煮が完売、そのまま蓬蕎麦の列に早変わり。寿のライヴがはじまっても「湯が沸かないと」ここにいらっしゃらなくても見るからにアイヌな好ましいおっちゃんが呟く。北海道と沖縄が似ているのは、島で守られたからであり、元々日本全国こういった文化やモノや人がいたはずなんだという話を聞いたことがある。そうか。だからみんな惹かれるんだな。で、この蕎麦旨い!冷えきった身も心もあったまる。

 ソウル・フラワー・モノノケ・サミットのセットリストが見つからない。はてなのリンクをたどれば「水平社運動のうた」(曲名不明)「インターナショナル」「がんばろう」ほか。中川兄さんをはじめとする、メンバの姉さん兄さん方の生き方のカコヨサが、口喧しくない説得力を感じさせるのがとっても大切なような気がいたしますんですはい。モッティが泣くたびに趣向を凝らす(?!)同行のキョン鯖いわく、「だけどどっか必ずしみったれてる」つう評に同意。そこがいんだよな。

 この日のメンツはみな、あったかくって湿度が高くってだけどクールなんだようん。歌う・踊る・祈る。そしてあたしは、今日もアリラン峠を越える。


 ちなみに、2〜3日前、更新した日記をすぐに消去した。やっぱりネガなことをまんま書くのはイヤだと思った。から。たぶん。で、このネガな日の依存によって入手した3枚のCDの
うち1枚を。。